小・中学生で膝が痛い方

小学校高学年から中学生の子供は身長や骨量、筋肉量などが大きく発達していきます。
この時期に正しい身体の動かし方や柔軟性の確保が出来ていないと大腿四頭筋の筋収縮により筋付着部へのストレスがかかり
骨に亀裂が入ります。

特に下図にある二次骨化中心出現の「apophyseal stage」では膝下(脛骨粗面)が力学的に脆弱なためオスグッドの好発時期とされています。

オスグッド病について - チカラ整形外科スポーツリウマチクリニック(公式)

https://chikara-orthopaedics.com/info/3489850

そのため、「cartilagenous stage」や「apophyseal stage]のオスグッドでは、腫脹・熱感・運動時痛・圧痛の全てが消失してからの運動復帰が望ましいでしょう。
一方で「epiphyseal stage]では脛骨粗面の強度が高まっているので腫脹・熱感・運動時痛が消失すれば圧痛が残っていても運動復帰は可能です。
「bony stage」では腫脹・熱感が消失すれば、運動時痛や圧痛が残っていても運動可能となります。

これら脛骨粗面の発育段階の評価は、超音波診断装置(エコー)ではレントゲン(X線)で確認出来ない「cartilagenous stage]の脛骨粗面部の骨の不鮮明像や、筋・靭帯などの軟部組織の問題を評価することが可能です。

参考画像はこちら

そのまま放置しておくと、痛いまま日常生活を送ることや、後にケガをしやすい身体になる恐れがあります。

オスグッドの痛みをまとめますと、直接の原因の多くは成長期における脛骨粗面の脆弱性と大腿四頭筋の筋収縮による脛骨粗面への負荷増大により骨に亀裂が入ることです。ただし、その土台には筋肉の柔軟性、身体の動かし方、姿勢不良などの生活の習慣によることがほとんどです。

競技を続けたい、再発を防止したい場合には、この土台を改善していく必要があります。

当院での症例を参考に下記に該当されるお子さんの方はお早目にご相談ください。

《骨端症》

【膝の痛み】オスグッド・シュラッター病 / ジャンパー膝

小学生(高学年)から中学生に多く、特にジャンプ競技や走る量が多い(サッカー・バスケットボール・バレーボール・陸上など)
ヒザのお皿の下に特に痛みを感じ、押すと痛い、ヒザ立ちが出来ないことが特徴です。

 

※上記、骨端症は放置したまま運動を続けると成長に必要な軟骨層に影響を及ぼし後遺症、成長障害最悪の場合、手術が必要となるこもあります。

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